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10月14日にオープンしたてのユニクロNY店。五番街におでましです。開店してから数日後だったので入場制限するほどではありませんでしたが、それでも結構な混みよう。入口は3階までの吹き抜けで、めっちゃ広いです!!
オープン記念でヒートテックのセールをやっていて、大量の靴下とともに大人買いしてしまいました。友達の分まで。気づけばユニクロでフィーバーしてたのは、シカゴから合流した先輩とわたしだけだった。中西部はワシントンよりずっと寒いものね。。
アメリカンの反応を盗み聞きしていたところ、「安いな〜」、「こんなにバリエーションがあって選べない!」、「広くて迷うな」。そうでしょうそうでしょう。ちょっと心配なのが、見た感じでは日本のサイズ展開をそのまま持ち込んでるっぽいこと。こちらのサイズは日本のサイズと1〜2コずれるので、アメリカでいつもMを買っている人が日本のMを着ようとすると入らない場合がある。アメリカは返品文化なので大量に返品されないか心配。でもまあ、初店舗ではないし、だいじょうぶなのでしょう。
ちょこっと出国しました。
また再入国のイミグレ審査。
またなにやら、かにやら聞かれるかな〜、と思ってたら、
「なにかたべもの持ってますか?」
だって!
質問、以上。。
こんなこともあるんですね〜。
Eビザが貼ってあるページの反対側に米国の入国スタンプがいくつか押してあったから、変なひとじゃない信用?がついてきたのか、はたまた審査官のきまぐれか。
でもQ&Aが楽であるにこしたことはないですね
ひさびさに、こちらに来てから覚えたニューワードシリーズ
・POTUS
大統領のこと。ラジオでぽーたす、ぽーたす連呼されているのに、人に言われるまで気づきませんでした。なぜPOTUS?と思ったら、「President of the United States」の略だそうです。納得。
・AWOL
えーうぉる、と読みます。こちらもラジオで。「Absent Without Official Leave」の略で、つまりは無断欠勤。ニュースの内容はうろおぼえなのですが、軍隊の若者が勝手に抜け出した上に犯罪をしでかした、というお話でした。略語になってるくらいだからよくあるのでしょうか。
類義語?に「MIA: Missing In Action」があります。こちらは「行方不明」。ニューヨークはブロンクス動物園から逃げ出したコブラの名前募集があったのですが、見事採用された名前が「MIA」でした。うまい!
・Pollyannaish
「よかった探し」で日本でも有名な『少女ポリアンナ』より。意味は、「ポリアンナ的に過剰なまでにポジティブなこと」。日本と同じような取られかたをしているようで、うけてしまいました。けっこう昔からある表現とのこと。
・Proofer
こちらはちょっと旬が過ぎてしまった感がありますが。「オサマ・ビンラディンが殺害されたという証拠(proof)をかたくなに求める人々」。
「オバマ大統領がアメリカ生まれであるという証拠をかたくなに求める人々」という意味の「Birther」という言葉がありましたが、あの二番煎じみたいなものでしょうか。このパターンだといくらでも新語が作れそう。
・Cherry blossoming
日本語の「サクラ」からですよ!企業がTwitterやFacebookをはじめるとき、フォロワーや「いいね!」の数があまりにも少ないと企業への期待も盛り上がらないため、フォロワーや「いいね!」と数百、数千とまとめて売る業者があるそうです。まさにサクラ。
ちなみに、来年は日本がワシントンに桜を贈ってからちょうど100周年になります。お祭りも一段と盛大になるのでは。今から楽しみです
読書メモです。自分が持ってきた本もまだまだいっぱいあるのに、こっちにいらっしゃる方にお借りしたり、お願いして日本から新刊を買ってきていただいたり。
未読としては、『下町ロケット
』が楽しみです^^
それから話題の?Kindle Touch、予約してしまいました!
11月発売。はじめての電子ブック専用機購入ですが、はたしてマイライフスタイルになじむでしょうか・・・?
【101】~【103】 『1Q84』 村上春樹 ★★★☆☆
全3巻。ラッキーなことに、お借りすることができました世界観が『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』から変わっていないような。この秋、3巻分が1冊になった英語版が出ました。でも、「1Q84」と「1984」がかかってるのって、日本語じゃないと通じないよーな・・・
【104】~【105】 『ココ・アヴァン・シャネル』 エドモンド・シャルル=ルー ★★★☆☆
映画に興味があったのだけれどもNetflixで見あたららなかったので。決して恵まれた環境に生まれたわけではないのにファッション界に革新を起こし、シャネル帝国を築き上げていきます。
【106】~【109】 『テースト・オブ・苦虫』 町田康 ★★★★☆
もう、町田さん節を味わいたい、ただそのために読んでます。脳と手(執筆)直結型の文章。麻薬のようです。
【110】 『心臓に毛が生えている理由』 米原万里 ★★★★☆
万里さんの新作がいまでも読めるだけで幸せ。
【111】 『グレート・ギャツビー』 フィッツジェラルド ★★★★☆
ウディアレンの新作『ミッドナイトインパリ』でスコット&ゼルダ夫妻が出てきたので読みたくなりました。フィッツジェラルドはミネソタ出身なんですね。中西部の良心vs東部の虚栄?わかります。近々ケネディセンターでバレエが上演されるもよう。村上春樹訳も興味ありです。
【112】 『人生を救え!』 町田康×いしいしんじ ★★★☆☆
こちらもゆるく。目で読む「タモリ倶楽部」のようなものです。
【113】 『【新しい】新しい単位』 世界単位認定協会 ★★★★☆
こちらもお借りしました。「1パイナポー」という単位がお気に入りです。
【114】 『音楽』 三島由紀夫 ★★★★☆
虚言癖のある美しい麗子。若き日の葉月里緒菜がやったらとてもよく似合うはず。三島さんのはまだまだ未読がある(が、限りはある)のでちびちび楽しみたい。
【115】 『冬のはなびら』 伊集院静 ★★★★☆
書の額を作る仕事をしている若者が主人公の話が心に残る。
【116】 『やってみなはれ みとくんなはれ』 山口瞳×開高健 ★★★★☆
サントリーはほんとに懐が広いね。会社の成功もすごいけれど作家を次々と輩出している会社なんてほかにあるかな。
【117】 『ラストワンマイル』 楡集周平 ★★★★☆
『1Q84』と並行で読んでたのですが、こっちのほうが面白かった。
【118】 『発明マニア』 米原万里 ★★★★★
万里さんの抱腹絶倒の発明案がぎっしりです。アメリカへのコメントがやたら厳しいのがおかしい。「アメリカに攻撃されないよう、すべての国がアメリカに併合されてしまえばよい。究極のパックス・アメリカーナである」って
【119】 『言葉を育てる』 米原万里 ★★★★☆
またまた万里さんの対談集。児玉清さんとの対談も。
【120】 『セーフティネットの政治経済学』 金子勝 ★★★☆☆
あっ、硬い(?)本、これだけだ・・・。金子さん、Twitterフォローしてます。
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