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2011年6月

あつまりました

ミネソタ発のカリブー(トナカイ)コーヒー。DCではスタバの次くらいに多いのでついつい通ってしまいます。今、「7杯飲んだら1杯無料!」キャンペーンをやっていて、シールが7つ
あつまりました♪ミディアムサイズの飲み物ならなんでもいいそうなので、スムージーにしようかな。

カリブーはあの手この手で顧客維持にも努めていて、先日は「今日だけ11時からスムージー半額!」のキャンペーンメールが開始30分前に来ました。最近暑いので日中外に出る意欲があまりないのですが、うれしくなって後輩とふたり、いそいそと出かけましたよ。

案の定、急な告知だけあって店員さんはまったくキャンペーンを認識しておらず。僭越ながらこちらからキャンペーンの内容とディスカウントコード(!)をお知らせしました。うーん、こっちっぽい。

今度、日系アメリカンの親戚に会いにミネソタに行くので、かの地のカリブーコーヒーの店舗に行くのをひそかに楽しみにしております。ドトールとかみたいにパイロットで新型店舗とかやってないかなあ。

...以上、スタバよりお伝えしました☆

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ひよこサブレ

いま、イチローさんwithマリナーズがDCにきていて、今日なんてお友達のほとんど(おおげさ?)が観にいってました。しかし、わたくしはお仕事。。まあ、四半期末の締切り祭り真っ最中なので仕方ない。しくしく。

ワシントンDCのナショナルズ、弱小チームで有名なのですが、なぜか最近連勝に次ぐ連勝で、昨日もマリナーズに買ったみたいです。さて、今日はどうだったんでしょう。

かわいいのでずっとアップしようと思ってたのですが、こちら、前々回のNY行きで買ってきたひよこサブレアイシングがついているのがこちら風です。チェルシーマーケットのEleni'sで買いました。あまりにかわいいので後生大事にかざっていたら、乾燥したのか、2羽とも足がもげてました・・・

アイシングのところはカロリーがこわいので、ひよこ本体の形にそって、まわり(パンで言うところの「みみ」)だけ食べ、アイシング部分は丸々残っております。みためちょっとホラー。あー、今日食べようかどうしようか迷うな。

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アムトラック遅延

はい、ニューヨークはペンステーションにおります。DCへの電車、とっくに出てるはずなのですが、遅れてます。スイッチ故障だそうです。あああ。

こちらは素晴らしい日本の鉄道システムとは違って、出発の10分〜15分前にならないとホームが決まらないという手に汗握るオペレーションが標準なのですが(そのせいで、ホームが決まるたびに人が大移動する)、10分切ってもホームが表示されないなーとおもってたら案の定ディレイ。

南行き(DC行き)、北行き(オルバニー行き、って、わかりますかねえ。NYの州都)、両方とも遅れてます。ボストン行きだけがどんどん出発していきます。

こんな感じでホーム情報が出るのを待ちます。JRさん、高速鉄道売るときは運行管理システムもセットで納品してほしい。お願いします〜(つかれた :( )

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ハドソンリバー

お仕事でちょっぴりニューヨークにきております。ハドソン川をのんびり船が。

毎回ビルの高さに驚き、道の歩きにくさに驚き(あちこち工事中)、そしてわけわかんないことを絶叫してるおじさんに驚き(これはDCにもたまにいますが)、とびっくりしてばかり。

さらに、今回ブルックリンのホテルにチェックインし、部屋を開けたところ先客がおり、しかもそれは5名ほどから成るバンドであり、練習の真っ最中であった。という、コメディ映画の一シーンのような出来事もありました。なぜか「あっ、ごめんなさい」と先方が謝り、わたしはウケながらも演奏をじゃましないようにそのまま出てきました。

とてもエキサイティングな街であります。

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コンサートメモ♪

ケネディセンターの会員権の更新時期。何度も何度も「継続を!」のDMが届いて、どうしようかなあと迷っていたいのですが、日本では年末おせち問題で世間をお騒がせしたGrouponが、ケネディーセンター会員権半額クーポンを展開していたのでおもわずぽちっと更新してしまいました。ああ、なにかとキャンペーンに乗りやすいわたくし

と、ここで、ほぼ自分用メモなのですが、コンサートの記録をしておきます。

あとで思いついたものは後日追記で。。

【シカゴ響コンサートホール】

◇Music by Berlioze

Symphonie fantastique

Lelio, or the Return of Life

Conductor: Riccardo Muti(←指揮台から落っこちてあごの骨を折る前の元気なお姿), Narrator: Gerard Depardieu(←豪華), Tenor: Mario Zeffiri, Bass-baritone: Kyle Ketelsen, Chicago Symphony Chorus

◇Mitsuko with Muti

ムーティ氏と内田光子氏の夢の共演!しかも曲が最高に好み!・・・のはずだったのですが、コンサート2日前にMuti氏が指揮台から転倒し重傷、手術&入院によりなんと内田光子氏が自ら指揮。

Music by Wolfgang Mozart

(ほんとうはシューベルトのピアノコンチェルトの予定でした

 Divertimento in B-flat Major, K. 137

 Piano Concerto No.11 in F Mojor, K.413

 Shostakovich

Symphony No.5 in D Minor, Op. 47

(これは大好きなので満足

◇Haitink Conducts Mahler 9

いやあ、シカゴ響で今までみた中で(といっても数回ですが)観客の熱狂度No.1だったかも。しかもハイティンク氏、御年82歳とは思えない動き!まったくおじいさんじゃなくて、背筋もしゃんとのび、かくしゃくとしてました。指揮者ってご長寿な人多いですよね。あれ、全身運動だからかなあ。インターミッションなし90分を振りきった後も、余裕で観客に笑顔を振りまいてました。さすがにアンコールはなし。 

Mahler: Symphony No.9

【ケネディセンター】

◇Madama Butterfly by Washington National Opera

えーと、指揮者がドミンゴでない回に行きました。(by Philippe Auguin)ドミンゴ様は3回しか振らなかった。ピンカートンさんはやっぱりロクデナシだったが、日本人がしぐさの指導をしたとかで、みなさんのお辞儀とかが非常に自然でした。しかし、衣装はチャイナ風であった。

Puccini Madama Butterfly

◇Evgeny Kisssin, Piano

オールリストプログラムでした。何曲もアンコールしてくれて(「愛の夢」とか。べたですが)よかったなあ。もしゃもしゃの髪の毛は子供のころのまま。

Liszt

  Etude d'execution transcendante, S.139, No.9, "Ricordanza"

  Piano Sonata in B minor, S.178

  Funeralles from Harmonies poetiques et religieuses, S.173, No.7

  Venezia e Napoli, S. 162

◇Anne-Sophie Mutter, violin

彼女もサービス精神旺盛で、アンコールを何曲もしてくれました。 ムター女史といえばプレヴィンが元夫で、その元妻がミア・ファローで、その元パートナーがわたしの敬愛するウディ・アレンなんだよなあ。うふふ。とちょっとうれしくなってしまいました。

 Brahms:  The Complete Violin Sonatas (Nos. 1, 2, 3)

◇National Symphony Orchestra: Kurt Masur, conductor / Sarah Chang, violin, plays Bruch

  Mendelssohn:  Overture to Ruy Blas, Op. 95
  Bruch:  Violin Concerto No. 1 in G minor, Op. 26
  Brahms:  Symphony No. 1 in C minor, Op. 68

Conductor: Kurt Masur(とてもおじいちゃんになっていてびっくりした), Violin:
Sarah Chang

◇Fortas Chamber Music Concerts: Yo-Yo Ma, Emanuel Ax, Kalichstein-Laredo-Robinson Trio

COUPERIN Five Pieces for Cello and Piano
SCHUMANN Adagio and Allegro in A-flat major
MENDELSSOHN Trio in D minor, Op. 49
BEETHOVEN Cello Sonata in A major
Song of the Birds

J.F.ケネディ大統領就任50周年記念の一環で、カザルスのホワイトハウスでのコンサートトリビュート。

◇The Washington Chorus: The Essential Rachmaninoff: Julian Wachner, conductor, Chard A. Johnson, tenor, Grace Cho, piano, Julian Wachner, piano, The Washington Chorus

Vespers (All-Night Vigil), Opus 37
Symphonic Dances for 2 Pianos, Opus 45

瞑想している気分になります。(寝ないように注意)2台ピアノも聴けてお得な気分でした。

【ストラスモア(メリーランド州ベセスダ)】

◇NHK Symphony Orchestra of Japan with Andre Previn

なんと震災直後にN響が来てくれました。ううう。日本人で埋め尽くされているかと思ったら(というか、そもそもそんなにいないか)アメリカ人ばっかりでした。

 Elgar:  Cello Concerto
 Prokofiev:  Symphony No. 5

Conductor: André Previn, Cello: Daniel Müller-Schott

◇Emanuel Ax, piano

しばらく見ないうちに日本の大企業の事業部長、みたいな風情になってました。奥さん日本人だからかなあ。

  Schubert:  Sonata in A Major, Op. 120
  Chopin:  Polonaise-Fantaisie, Op. 61
  Chopin:  Four Mazurkas
  Chopin:  Andante spianato & Grande Polonaise, Op. 22

◇Marc-Andre Hamelin, piano

 Haydn:  Variations in E Minor, Hob.XVI:34
 Schumann:  Carnaval, Op. 9
 Woppe:  Passacaglia from Four Studies on Basic Rows, Op. 23
 Faure:  Nocturne No. 6, Op. 63
 Liszt:  Reminiscences de Norma, S.394

まあまあ読んでます

半年ぶりの読書記録。日本では会社との往復+αで1冊読んであたりまえ、だったのに、すぐ会社に着いちゃうこともあって、和書も洋書もはかどりません。。

今興味があるのは、電子書籍です!・・・って、いまさらですが

こちらではKindleをバスや電車で読んでいる人が多いです。Kindleは去年のクリスマスにギフトとして爆発的に流行り、その後一瞬、利用者が減ったような気がしたのですが、最近はむしろ「めずらしもの好き」の人ではなく、普通の人が普通に利用している感じで広く普及しています。先日、Amazonの電子書籍の売り上げが紙ベースの本の売り上げを超えたというニュースが出ていて、驚きました。Kindleのお値段もだんだん下がってきて、WiFiオンリー番だと139ドル、いまはさらに広告が出るモデルが114ドルと、かなりお手頃になってきています。

著作権切れの名作を無料で読めるのも魅力で、まあ、全部食指が動くわけではないですけど、『高慢と偏見』とか『ジェーン・エア』とか読んでみたいのもちらほら。

と、Kindleに心が動きつつありますが、iPad2を手に入れた直後なので少し悩みますね。でも、iPad2だと液晶なので、薄暗いDCの地下鉄や、陽のさんさんと入るカフェだと読書はちょっとつらいです。・・・と、Kindle購入に向けて自分を追い込んでいるわたくし。

ときに今週、Google Booksが3日間限定で特定の25冊の電子書籍を1冊25セントで!というキャンペーンをやっていたので思わず25冊全部買ってしまいました。全部はちゃんとタイトルを見ていないのですが(おいおい)、ここ数年に出版されたものが多く、普段はそれなりの値段で売られているものです。このキャンペーン、もちろんライバルのAmazon経由では売っていなくて、独立系のオンライン&店舗販売をしている書店、たとえば日本にいるときから愛用しているPowells.com(オレゴン州)や、ワシントンDCが誇るPolitics & Proseなどが購入窓口になっていました。もちろん、Google Booksから直接でも買えます。

本は景気がつくとついいろいろ目移りしてほしくなってしまって、昨晩もPowells.comで(ここは新刊とUsedを混ぜて一括で買えるので助かる)、現在Amazon 1位の『Water for Elephants』やPaul Austinの『New York Trilogy』等を買ってしまいました。買ったら読まないとね。読めるかな・・・

【81】 『偶然の音楽』 ポール・オースター ★★★★★

作品の中で起きるできごとがどうこう、というよりも、読み終わった後に余韻が残ります。これでオースター好きに。次の『夫婦茶碗』と連続して読んだのですが、「壁をつくる話/塗る話」、「穴を掘る話」が共通で出てきて、なんだか不思議でした。1993年に映画化もされたようですがなんとVHSしかなくて見る術なし。残念です。 

【82】 『夫婦茶碗』 町田康 ★★★★☆

どうしようもないんだけど愛すべき主人公。町田さんの作品ってだいたい毎回同じなんだけど、落語で鍛えられたリズムが心地よくてついつい手に取ってしまいます。ます。

【83】~【87】 『沈まぬ太陽』 全5巻 山崎豊子 ★★★★☆

アフリカ編の恩地君がかっこよかった分、後半どんどんしゅるしゅると。事故が起こったあとのお客様対応のシーンなどは東電とイメージがだぶるところもあります。

【88】 『壇』 沢木耕太郎 ★★★★★

『火宅の人』の壇一雄の話を奥さん側から。淡々としながら、タフな人です。

正直『火宅の人』より面白かった。

【89】~【90】 『真珠夫人』 菊池寛 ★★★★★

手に汗握る派手な展開!目に見えるような劇画チックな描写!これを昼ドラに、って思いついた人天才。

【91】 『体の贈り物』 レベッカ・ブラウン ★★★★★

淡々と、体の機能が失われていく。しみいる感じでした。

【92】 『どうするオバマ?失せろブッシュ!』 マイケル・ムーア ★★★★☆

あいかわらずパンチが効いております。とlころで彼、最近みないなあ。

【93】 『ヒラリーとライス』 ★★★★☆

クールなライスとブルドーザー・ヒラリー。どちらも魅力的です。ライスのピアノ聴いてみたい!っていうか2006年に出たのにもう絶版。

【94】 『新聞が書かない国際記事のウラ常識』 21世紀宗教・民族研究会 ★★★☆☆

わたくしがいつまでたっても理解に乏しい宗教について丁寧に解説してくれています。しかも図つき。ありがたい。

【96】 『機長からアナウンス』 内田幹樹 ★★★☆☆

小さいエアラインだとCAとお客さんが仲良くなってアットホームな雰囲気になる。いいなあ。宇宙線被爆を懸念する話も。

【97】 『小沢征爾 音楽 ひとりひとりの夕陽』 小池真一 ★★☆☆☆

なんで小沢さんのセリフが全部「♪」でくくられてるんだろう…。女子高生言葉風。。

【98】 『「ジョージ・ブッシュ」の頭の中身 アメリカ「超保守派」の世界観』 森孝一 ★★★★☆

保守福音派って4割もいるのか…。政教分離しないはずだわ。

【99】 『ニヒリズムの宰相 小泉純一郎論』 御厨貴 ★★★★★

「劇場型政治」の裏側の理解がちょこっと深まった気がしました。語りかけ口調なのも読みやすい。 

【100】 『今のアメリカがわかる本』 渡部恒雄 ★★★★★

CSISにいらしたということで親近感が。

えーと、切りがいいので今回ここまで

しかし、新書系が絶版であることが多く、サイクルの速さにあらためておどろいています。昔?みたいに、大ヒット作を生んだら継続的にお金が入る、っていう時代でもないんでしょうね。作家の人たち、たいへんだ。

猛暑

NHKでも報道されたようですが、本日のワシントンDCの最高気温、なんと38.9℃!関東でいうならば熊谷、みたいな感じでしょうか。

記念にiPhoneのお天気アプリのスクリーンショット撮っちゃいました。四捨五入で39℃になった瞬間もあったのかも。

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シカゴふたたび

ちょこっとシカゴです。こちらはシカゴ風ピザ。深めの生地に具がぎっしり詰まっていて、ピザというよりキャセロールですね。。

サラダは2/3くらい食べた後。。なんですが、今から食べ始めるんですか、っていうくらいの気前の良い盛りです。ビールは地元のもの。この前にカップのミネストローネも平らげていて、ピザは半分くらいしか食べられませんでした。おなかすかせて行ったのになあ。
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シェナンドー国立公園(その2)

いやぁ~、今日はなんと36℃まであがりました!!

ひんやりしたルーレイ洞窟まで戻りたい・・・

ということで、続きです。

まずは、ルーレイ洞窟の動画をお楽しみください。

広いスペースにパイプオルガンが。今回はこの演奏はなかったのですが、音程調節のために鍾乳石を適切な長さに切って、叩くことにより音楽を奏でるサービスはありました。素朴でやさしい感じの音です。

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こちらは小さな泉。泉といえばコイン投げ、とうことで、説明員の方に促されました。コインは寄付にまわるようです。

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こちらはめだま焼き。

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だんだんマニアックになってきました。

洞窟の見所は前半に凝縮されていて、あとはみなさん流し気味にみてました。見学の所要時間は1時間くらいです。

そして、このルーレイ洞窟、なぜかチケットにクラシックカー博物館と、民族博物館がバンドルされています。

期待が高まる入り口。

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めっちゃ初期(というのでしょうか?)のベンツ。

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ふつうに2人のって、向かい合わせに1人のる3人乗りです。

なんと馬型三輪車。

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こーんな毛皮を着たおじさんものっています。価格は100年近く前で5,000ドルですから相当のお金持ちですね・・・

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洞窟となんの関係もないと思うのですが、予想外の充実っぷりでした。

そして、やっとシェナンドーの尾根ドライブ。

山の標高はそんなに高くないのですが、こんな感じの道がずーっと続きます。

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森林浴~

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ときどき展望台があって、こんな景色を臨むことができます。

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おー、日本みたいだ。

お花が咲いてたり。

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祖国がちょっぴりなつかしくなったのでした。

泊りがけでキャンプもできますが、朝早く出れば一日でも楽しめると思います。

秋は紅葉がきれいだそうなので、また行きたいです

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