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2010年10月

ハイヒール・レース

先日、ゲイのかけっこ大会、「ハイヒールレースboutiqueshine」を見に行ってきました。日本から帰ってきた翌日。ラッキー。毎年、ハロウィンの前の火曜日にやってるみたい。アメリカって「○週目の火曜日」とか「○の前(後)の火曜日」とか好きですね~。

レースはデュポン・サークルの近くで21時から。「遅くとも19時までにはいったほうがいい」とのことだったのでフライング気味に18時半にいったら、道路上に座り込みしてるひとがぽつぽつと。。時間とともにどんどん人が集まってきました。そのうち、はい、座らないでくださーい、とボランティアの人たちが登場したので、立って待つ。おしゃべりしながらだけど、2時間半の待ち時間はやっぱり長かった。

とはいえ、レース自体は一瞬(数ブロック走るだけ)で、メインはその前の数時間。思い思いの仮装・・・ではなくておめかしをしたドラァグ・クイーンが道を練り歩く様を鑑賞したり写真を撮ったりします。警察官ものんびり写真取ったり、お菓子食べたり。

時差ぼけで(?)カメラを持ってくるのをわすれたので、以下、ケータイ写真で。クオリティはご覧のとおりですので、なんとなく雰囲気をお楽しみくださいnote

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人々が集まってきています。

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数ブロックを行ったりきたりしながら観客にアピール。

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消防士?

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ゴージャスですねーring

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本格派です。すばらしいマスクでした。

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こっちむいてー!

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近くでみてもかわいいんですribbon10円ガムみたいなお菓子配ってました。

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カーニバル風の人あり。

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盛り上がったところでレース開始。みなさんカメラを持って待機camera

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トップは、マリーちゃん!(想像)

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続いて、「白鳥の湖」チームのみなさん!(想像)

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もうドレスもぶれぶれ。

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やったあ!って手をあげてるけど誰が優勝したのかわかりません。

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ゴール後の様子を撮ろうと道路に繰り出す人たち。

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ゴールの後は、もみくちゃになってもうカオス。アナウンスkaraokeとかもありません。そして、「あー、おわったおわった」とざざーっと帰途につく人々。とっても、あっさりしてました。

個人的には、スーパーガール(スーパーマンの女子版)と、ファービュラーという(おそらく架空の)航空会社のスッチー(ちゃんとカート押してた)が可愛くて気に入ったんだけどなにせ被写体が絶え間なくよく動いているのでうまく撮れなかったweep

来年はちゃんとしたカメラ持ってこよっと。

スタバもハロウィン仕様

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各席にミニかぼちゃとスクウォッシュがおいてあります。スーパーでいっこ1ドルくらいで買えます。

週末はハロウィン!スーパーガールの格好をしたかったんだけど、衣装調達が間に合わなさそう。。来年に期待。

DCへ

本日定刻どおり10:40着のANA便でワシントンDCに戻ってきましたー。が、自分でもびっくりするくらいもたついて、アパートに着いたのが14時過ぎ。

機内でお姉さんに税関申告書はもらったものの、I-94はもらいそびれ&書いてなくて、イミグレオフィサーに「あっちで様式もらって書いてきて」と。あーせっかくすっごく早い列にいたのにふりだしにもどる。ANAお姉さん、「ESTAの登録はお済みですか~?」と言いながら、登録してない人にはI-94配ってたんだと思われますが、ESTAはビザが免除されてる短期渡航の人向けのシステムなので、就労ビザで入っているわたしは今までどおりI-94が必要なのでした。そうでした。とほほ。

I-94Wを書いて(様式記入スタンドにはわたししかいなかった)並びなおしたら、さっきと同じイミグレオフィサー。にやっと笑って「Now you got it?」とか言われて、「はい、わかりましたです・・・」。えーと、こちらのブログにビザ関係で検索していらっしゃる方が多い気がするので、再入国Q&A tipsを少し。質問事項はそれほど多くなかったです。

・渡航目的は?

・DCにはどのくらい住んでいるのか?

 →「生活はどう?気に入ってる?」とも。これは審査とは関係なさそう

・何の仕事をしているのか?

・その仕事をしているということは、特殊技能があるってことだよね。説明して。

まあ、こんな感じです。

イミグレとしては、アメリカに入国して住み着いちゃう人を最小限にしたいので、①「アメリカに永住する気なし」感のアピールと、②「就労ビザの内容と実体が合っている」ことの伝達がうまくできればそれほど突っ込まれないものと思われます。

今回はパッキングも大変でした。日本でうれしくなっていろんなものを買ってしまい、スーツケース1個にはおさまらない。たたんだスーツケースの上にのっかってぎゅうぎゅう押してみたけど閉まらないし。重さ測ったら30キロ超えてた。預ける荷物の上限が20キロ×1個だと思い込んでたので、泣きそうになってANAのHPで確認したら北米路線は23キロ×2個が上限だということが判明!なんでも「PC制」といって、個数で数えるシステムなんだそうです。うれしいなー。遠いからサービスしてくれてるのかな?と思ったら、ヨーロッパはアジアなんかとおなじ20キロ×1個上限。うわあ、アメリカでラッキーheart02

でも、着いたら着いたで荷物多くて大変。スーツケース2個と、本がぎっしりつまったヘずっしりバッグ1つと、PC入れた別のバッグと、職場関係のおみやげ買った袋。5個はさすがに厳しかった。犬4~5匹つれて散歩してる人いるでしょう。あんな感じ。みためが。

勝手な方向に滑り出そうとするスーツケースたちの手綱を引きながら、シャトルバス乗り場を探そうとするけど、なかなか見つからず。ドア1→ドア2→ドア3と動き、見つからなくって「Information」コーナーのいかにもボランティアという感じのちんまりしたおばあちゃんに聞いたら少し考えから、「ドア2よ!I think.」。ほんとかー、今いったけど、と思いつついったら、やっぱりなかった。正解はドア4でした!・・・はあ、つかれた。

来週、会社の先輩が遊びに来るので書いておきます(&将来の自分のためにも)。West Falls Churchメトロ駅行きのシャトルバス、「Washington Flyer」の乗り場はドア4です!地面レベル(ground level)ではなくて、日本で言うところの2階です。出発はだいたい毎時15分と45分。West Falls Church(オレンジライン)までは所要時間20分程度。・・・このくらいでいいかな。

なーんて、このあたり、前もって調べておけばいいんですが、住んでるのでつい気を抜いてしまい、いきあたりばったりになってしまうんですねー。でも、出張で行き来するよりも、駐在のほうがあきらかに出入国数が少ないわけで、空港・交通事情は出張者の人のほうがずっと詳しい。気がする。次回からは謙虚に事前確認しよっと。。

『The False Friend』著者トーク会

こんばんはー。今日DCに戻ってまいりました。お昼過ぎにアパートに着いて5時間ほど寝たらすっきりしたので、予定どおり『The False Friend 』の著者トーク会に参加。

…って書いてたら今、著者のMyla Goldberg女史が1メートルくらい左を通っていきました。耳が隠れるショートカットにメガネ、茶色の襟付きピンクのカットソーに『ヴィーナスの誕生』みたいな絵巻物風膝丈スカート、白いタイツにストラップつきの乙女靴。元祖・オリーブ少女みたいなファンシーないでだちです。

彼女は、日本で映画も公開された『綴り字のシーズン [DVD] 』(『Bee Season』。しかも主演がリチャード・ギア×ジュリエット・ビノシュ)の著者だし、人気あるのかなと思ったら本屋さんの中に100席ほど折りたたみいすが並べられた即席会場は、半分ちょっとしか埋まってなかった。前回の『Super Sad True Love Story: A Novel 』の著者の回が満席+立ち見わんさか、だったのでちょっと拍子抜けしました。

(以下ねたばれありなのでご注意ください)

Q&Aセッションはほとんどがこの本のテーマである「子どものいじめ」について。いじめは昔からあったが最近はネット経由でいじめたりするのでいじめる側・いじめられる側の顔が見えなくなっていること、今も昔もいじめている側にはそんなに悪いことをしている意識がなかったりすること、子どもがいじめられたらどのような言葉をかけるべきか、などなど。

この作品でも、主人公の女性、Celiaが実は子供のころいじめっ子だったことが中盤になって周囲の知人の言葉から明らかになっていくのですが、Celiaは「えっ、わたしって、そんなにいじわるだったの…?」と思い悩み、弟に「ねえ、わたしっていじわるだった?」と聞く始末。いや、誰がみてもいじめだろう(それも悪質な)、って思うようなことを毎日執拗に失踪した同級生にしてたのですが、それを自覚するのはそのいじめられっ子が謎の失踪をしてから20年後。そんなに長い間自覚しないものかなあ。うーん。でも、自分がしたことよりもされたことのほうがよく覚えてるっていうからなあ。そうなのかも。

文章の書き方の理想は?という質問に対しては、物事の核心ずばりを直接的にそのまま書くのではなく、周りの登場人物に語らせるなどして、間接的にじわり、じわりとあぶりだしていく感じを目指している、と。『The False Friend』でも、同級生失踪事件の事実はあまり語られず、Celiaの話し相手である各登場人物が語る「20年前の記憶」が何パターンも提示され、それらを手がかりに読者が真相を想像する、という仕組みになっています。『藪の中』みたい。

あとは、「『蝿の王 』に影響されてません?」という質問も。答えは「ものすごく!子供のころ1回だけしか読んだことないけど、確実に作品に影響を与えてると思います」。

『蝿の王』は、大学のころ語学で隣だった席の男の子がずっと読んでて、「おもしろい?」と聞いたら「うーん、あんまり」。授業に毎回持参してて、進捗がはかばかしくなさそうだったのでほんとにいまひとつなんだろうなと思って今まで読んでなかった。今度読んでみようかな。

『綴り字のシーズン』では、スポットライトが当たる勝者側ではなくて、「敗者側」の子どもとそれを取り巻く大人たちの関係を書きたかったとか。アメリカでは小さい子どもたちの綴り字コンテスト(Spelling Bee)が大人気で、今でもTVでよくやってるんだけど、ひとにぎりの勝者の背後には当然ながら敗者側の子どもがおり、しかもそれが大多数。彼女は6歳と3歳の女の子のママなんだけど、子どもが日本で言うところの早生まれで、体が小さかったり、みんなよりうごきが遅くてからかわれて帰ってくると、「世の中には読むのが苦手な人、走るのが普通より遅い人、いろんな人がいるんだから、少しくらい生まれるのが遅かったからといってなんてことはないのよ」と言い聞かせているそうです。

アメリカっていうと子どものネガティブな部分は見なかったことにして、「あなたはここが素晴らしいからここを伸ばすべきよ!」とポジティブな面にのみフォーカスして押しまくるのみの教育してるのかなというイメージがあったけど、こういう影の部分をそのまま認めることによってサポートしてあげる人もいるんだなあ、と思いました。

祖国礼賛

日本でーす。やっぱりいいね!maple

なにがいいってご飯。帰国日はママにリクエストしていわしのつみれ汁作っておいてもらった!うーん天才的なおいしさ。ありえないね、DCでは。いい魚ないもん。あとはさんま、梨、しょうが酒。ローマ人のように怠惰に寝そべりながらぶどうも堪能。ラーメンも食べたし、ついでにコメダコーヒーも行きました。名古屋出身じゃないけど。お寿司はまだです。居酒屋もぜったい行きたい。あと、おいしいケーキもたべる。日本のケーキは生クリームがおいしい!夢はふくらみます。

そして東京は可愛いものがいっぱいheart04小さくて可愛いものを愛でる文化、いいね。DCは路面のディスプレイが地味なせいもありますがホントに物欲が刺激されないのです。会社帰りにうっかり散在、とかしなくなりました。でも、ここ数日でばんばんモノを買ってしまってます。帰国目的がもはや物資調達と化しています。

地味なびっくりは、日本でのハロウィーングッズが量・質ともにアメリカをはるかにしのぐ勢いだったこと。アメリカのスーパー、こんなに派手に売り出してないよーな。せいぜいランタン用の巨大パンプキン(スイカサイズが5~6ドルで売ってる)が大量に積み上げられてるのと、いつものお菓子のハロウィンパッケージバージョンが出ているくらい。控えめです。変装グッズはアメリカのほうがすごく充実してそうだけど。

DCではハロウィンBBQに行く予定なので、「トリック・オア・トリート」って言ってみるのが楽しみ。学生の頃は顔に絵描いてゴシックホラー風ロングドレス借りて猫娘になりましたが(「ゲゲゲの鬼太郎風」ではなく「キャッツ」風の)、今度はなにになろうかな。

空港へ

東京へのフライトをキャッチするため空港へ向かってます。メトロから空港行きシャトルバスに乗り換えるんだけど、乗り換え駅のいっこ手前でメトロストップ。でたー。誰か日本の素晴らしい鉄道システムについて伝授してあげてください。。

と、30分に1本しかないバスをのがしたので、同じ運命のユナイテッドのスッチーとスチュワードのコンビと文句を述べ合いながら待つ。2人とも制服着てる。タクシーじゃ行かないんだね。と思ったけど、言えなかった。バブル期の日本じゃないんだからあたりまえか。ユナイテッド最近合併したし。こないだユナイテッドに乗ったら非常時対策ビデオの前にCEOによる合併のお知らせビデオが流れてた。

おっとバスが動き始めたのでこのへんで。

暖房の季節

今日も半袖一枚でOKなDCでしたが、アパートにはこんな張り紙が。

暖房つきまっせ!のお知らせ。

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かがみ具合が絶妙です。ぶるぶる。

そう、うちのアパートは古いので(もうすぐ60歳!)、セントラルヒーティングの名残なのか、アパートが冷房の時期と暖房の時期を決めていて、どっちかしかつかないのです。

正直今日なんかは冷房ほしいくらいだったんだけど…。

しかし、見た目よりメンテを重視して選んだだけあって、アパートのトラブル、皆無です。って、日本だったら当たり前なんだろうけど、まわりの人は「配水管こわれた」とか「暑さで床が盛り上がった」とか「木が倒れてきて裏庭壊れた」とかいろいろあるみたいなので…。「トラブルないの?」と聞かれて「んー、ない」と答えたらすごくびっくりされた。いえーい。

ところでこのブログのデザイン、行間がせまくて読みづらいんだけど、もう少しこのままにしときます。このテーマは「民主党」なの。こっちでは選挙権ないし、関係ないんだけど苦戦してるのでがんばってほしいという意味を込めて。ちなみに選挙日は11月2日です。さてどうなりますか。

DC APAフィルムフェスティバル

先週から凝りもせず、DC APA(DC Asian Pacific American)フィルムフェスティバルのボランティアをしてましたー。E Street CinemaでのTシャツ販促と、Freer Galleryでのちけもぎ。Freer Galleryはスミソニアンのひとつなので、図らずも「スミソニアンでボランティアをする」という野望が達成されました。(後から気づいたんだけど)

さて、一番おもしろかったのは『Macho Like Me』。韓国系の女性のワンマンショー、もとい、ワン・ウーマン・ショーです。単に見るだけの映画ではなくて、監督かつ女優のHelie Lee氏のライブパフォーマンス入り。のりかちゃんの元旦那(名前が出てこない)がやってたみたいな感じで、画面中のお父さん&お母さんとインタラクティブにやり取りをしたりします。

主人公のHeile Leeさんは韓国生まれのアメリカ人。北朝鮮に残された叔父さんの脱北を助けた体験を記した本で有名になり、オプラのショーで取り上げられたりしたのに、典型的な韓国人のお父さんとお母さんの願いはただひとつ、「結婚」。曰く、彼女のステータスは、「なんにも成し遂げてないけど、とりあえず22歳で婚約したいとこ」のステータスより低い。お父さんとお母さんがさんまちゃんのからくりビデオレターみたいな感じで登場して、

父 「そんな活動ばっかりしてないで早く結婚しなさい」

母 「そうそう、そのとおり」

父 「年はとっても若くはならないからなあ」

母 「そうそう、そのとおり」

でも、アジアの男性優位の価値観に納得がいかない彼女は、ふと「男性として生活してみよう」ということを思いつきます。彼女は若いころは白石美穂をちょっとクールにしたような感じであったであろう美貌の持ち主ですが、ぱったりとお化粧をやめ、長い巻紙をばっさりと切り、ジムに行って体をムキムキに鍛え、今までのデコラティブなアパートから別の殺風景なアパートに引越しまでして「25歳のハリー」としての生活をはじめます。ちなみに、ハリーという名前にした理由は、「どっちにしろ、両親は『Helie』という名前を正しく発音できた試しがないから、似てればなんでもよかった」。

晴れてすっかり男になった気分だったのに、男友達には「動きがくねくねしすぎ。表情が豊かすぎ」と指摘され、「顔や手をそんなに動かすな」と演技指導?されたり、女性であることを明かさずにバスケの試合に入れてもらったらへたくそなあまり「なんだこいつ?」と言われてボールをぶつけられて傷ついたり。

色々と考えさせられる映画でしたが、6ヵ月後、彼女の動きがかなり本格的に男性っぽくなってきたのが印象的でした。苦悩する表情には一種の渋さまで感じられ。ボーヴォワールは正しかった。女性らしさだけでなく男性らしさも社会的、後天的に作られるのかも。

彼女があくまでライブで展開したいそうで、DVD化の予定はないそうですが、観客大爆笑でめちゃくちゃおもしろいショーでした。

あとは、韓国からの養子がテーマの映画2本と、北米で暮らす広島・長崎での被爆体験者のインタビューをつづったドキュメンタリー『ヒロシマ・ナガサキ・ダウンロード』を見ました。重かったけど、よかった。友達に「見にきてね」と言われたので行ったら、彼、出演してました。普通にサラリーマンしてるのにすごいなあー。わたしもがんばろっと。。

ちぇぶ

残業してたら景気づけにと会社の先輩が送ってくれました!

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ぼ、ボルシチサワークリーム味!

めっちゃポテトチップとあいそう。。!

オレンジ味のキャラメルコーンもあるんだって。

来週日本に帰るので、まだあるといいなー。

『The False Friend』 by Myla Goldberg

こんにちは!家に帰ると寝てしまうのでお昼にCaribou coffeeで書こうと思い、マイPC持ってきたのですが、スピードがおそいー。結局おうちでアップすることになるのかなあ。とほほ。

と言ってたら、やっぱり編集が終わらなくて家で書いております。

さて、Powell's.comで購入した『The Paticular Sadness of Lemon Cake』のおまけとしてついてきた未発売本『The False Fiend』 by Myla Goldberg。やっと読み終えました~。

正確に言うと、「未発売本だった」本です。というのは、10月5日に発売開始されたからです。

肝心のストーリーは、20年前の子供のころ、よく遊んでいた女の子が森で失踪。その証言をした女子が主人公なのですが、実は過去の証言は真実とは異なる、という告白をしはじめ…というくだりではじまります。

この作品、読んだ後にレビューを見てみたら高評価だったのですが、20年も経ってからそんな大事なこと言いたくなるかなあ、私なら20年も黙ってられない…という思いが常に頭に浮かんでしまって、あんまり感情移入できなかった。あー、前の本ものめりこめなかったんだよなあ。でも、主人公のパートナーとの関係の距離感の描写はよかった。

著者のMyla Goldberg氏、なーんと近くの本屋さんで朗読&サイン会をするみたいなので、行くつもりです。ミーハー。でも、わたしのPowell'sでもらったおまけだから表紙にでっかく「Not for Sale」とか書いてあるんだよね…。これでもサインしてくれるんでしょーか。

あとは、最近あせって日本語の本を読んでいます。というのは、なんとなく500冊くらい本持ってきたけど、このままのペースでは帰るまでに全部読み終わらないことに気づいたから。仮に任期3年とすると、半年に85冊くらいのペースで読まないと!

・・・なんでこんなに持ってきちゃったんだろう。

【036】『グーグル革命の衝撃』 NHKスペシャル取材班 ★★★☆☆

短い記事のコレクションだと1個あたりの記事が浅い気が。

検索ロジックの説明のところはおもしろかった。

【037】『サイバージャーナリズム論』 歌川冷三ほか ★★★☆☆

アメリカだとすでに電子媒体しか発行してない新聞もありますしね。

【038】『松下幸之助 夢を育てる』 松下幸之助 ★★★★★

「私の履歴書」は下積み時代の話がおもしろいですね。自分で自転車用の電球を工夫して改良、売り歩いたくだりは感動します。あとは自社のサイクルを250年と考えるスケールの大きさ!

【039】『日本の技術は世界一』 ★★★☆☆

まだ「ものづくり」なのかなあ。もう、アイデア勝負の時代になってると思うんだけど。

【040】『アメリカ病』 矢部武 ★★★★☆

米国ライフル協会の影響力と武装集団にどきどき。

【041】『免疫学個人授業』 多田富雄 × 南伸坊 ★★★☆☆

先生の講義もいいけど伸坊さんの生徒としてのひらめきがさえてます。

【042】『心理療法個人授業』 河合隼雄 × 南伸坊 ★★★☆☆

「箱庭療法」の患者さんのアーティスティックな反応に感動しました。

【043】『すべては脳からはじまる』 茂木健一郎 ★★★☆☆

「酒やタバコをやめられない/おいしいものを食べたい」という気持ちと「音楽を聴きたい(などの趣味へのこだわり)」という気持ちが本質的には同じではないかとの問い。両方「中毒」という点ではそうかも。女帝の是非についての記事は「?」でした。

【044】『おもしろくても理科』 清水義範 × 西原理恵子 ★★★☆☆

やっぱりサイバラさんにはアマゾンとかにいってほしい。

【045】『在日』 姜尚中 ★★★★☆

壮絶な人生だなあ。というか、姜さん、やっぱかっこいい~!

【046】『中国人の愛国心』 王敏 ★★★★★

なぜ中国人が「歴史」にこだわるのかが丁寧に書かれていていい本だと思ったんだけど。あれ、レビュー評価あんまり高くないですね。。もう1回読みたいです。

【047】『窓際OL 親と上司は選べない』 ★★★☆☆

89歳まで世界108カ国を飛び回ったという輝子おばあちゃんをロールモデルにします!

ナショナルギャラリーもコンサートシーズン開始

って、カタカナばっかりのタイトルになっちゃいましたが…。

ケネディセンターに引き続き、National Gallery of Artのコンサートシリーズも秋になり開幕です。昨シーズンのラストにも行ったことだし、今シーズンの初回も行かねばdashと思い、行ってきました。

前回に引き続き、スペイン大使館共催のピアノリサイタルです。ピアニストはCarlos Cesar Rodriguezというお方。そしてNational Gallery of Artでのコンサートは通算2,739回目とのこと(!)気が遠くなりそう…。

いつものとおり、西館のガーデンコートでの開催でした。

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たいへんガーデンです。木でピアノ見えない・・・sweat01

前回はふつうのピアノリサイタルだったのですが、今回は、フランス語での朗読つきのおフランス風の曲ではじまりました。あれ?スパニッシュじゃないの…?と思ってたら、ちゃんと説明が。なんでも、フランスの印象派に影響されたベネズエラ人による作品だそうです。その後も、National Gallery of Artの絵をスライドで写しながら、詩を朗読しながらの演奏だったりと、とっても総合芸術な感じでした。たまには気分が違っていいですね。フランス語はさっぱりわかりませんでしたがcoldsweats01

あとはアルベニス風本格スパニッシュあり、ナザレー風ブラジリアン作品あり、バーンスタインアレンジのコープランド「El salon Mexico」あり、ピアニスト氏の即興演奏ありと、ころころ変わる作風で楽しませていただきました。

唯一残念だったのが、プログラムの文字が長すぎて、インターミッション以降のプログラムがページをめくった次に記載されていたためか、インターミッション時に人がいっぱい帰ってしまったこと。きっと、前半でプログラムが終了したと思っちゃう人続出だったんだと思います。。だって、演奏うけてたし、拍手もわんさかだったし。…もったいない。珍しい曲がいっぱいで、いいプログラムだったのになあ。

◇プログラムメモ

Pianist Carlos Cesar Rodriguez

Reynaldo Hahn (1874-1947)
Lune
From Au claire de la lune, conte en musique (1891)
Jean-Antoine Watteau
From Portraits de peintres, after poems by Marcel Proust (1894)
Etude no.1 in A-flat Major
From Deux etudes pour le piano (1927)

Silvestre Revueltas (1899-1940)
Allegro, for Piano (1939)

Carlos Chavez (1899-1978)
Two Preludes from Diez preludios (1937)
  No.1 Andantino espressivo
  No.2 Allegro

Aurelion dela Vega (b. 1925)
The Magic Labyrinth (1975)

Manuel Ponce (1882-1948)
Balada mexicana (1923)

Manuel Sosa (b. 1967)
Geometria, I
  Espacioso - agitado
  Intimo
  Fantasioso

Aaron Copland (1900-1990)
El salon Mexico (1932-1936)
Arranged for piano by Leonard Bernstein

Mozart Camargo Guarnieri (1907-1993)
Dansa negra
Improvisacion sobre "Joropo" y "Alma Llanera"
(Improvisations by Carlos Cesar Rodrigues on themes by Moises Moleiro and Pedro Elias Gutierrez)

第9@ケネディ・センター

10月もはじまったばかりですが、苦悩をつきぬけ歓喜に至ってきました!

そう、日本じゃないので年末じゃなくても第9やってるの。日本人的には年末・お正月気分になっちゃうんだけどeye

というわけで、いつものケネディセンターです。

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ケネディー像。アメリカではこのじゃがいもっぽい皮膚感がハンサムらしい。

今日は20時はじまりだったので、会社からとことこ歩いていきました。

エッシェンバッハ氏の趣味なのか、今期はベートーベン率が高いです。個人的にはラフマニノフとかプロコフィエフなどのロシア系が好みなので、いまひとつぴんとくるプログラムがあんまりないのですが、いっこぐらいベートーベンの行ってもいいかな、というつもりで行ってみました。

今回は初の4階のサイド席をトライ。

なんと!ひとりずつ前を向いて着席します。

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コンサートと電車に乗ってる感を同時に楽しめてお得!(?)

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ガラコンサートのときだけかと思ってたら、今回もアメリカ国歌斉唱がありました。これっていつもだっけ…?いい曲だし、歌詞覚えたいなあ。

前半は無調のソプラノつき超現代音楽でした。エッシェンバッハ氏のウェルカムスピーチの後、作曲者のマティアス・ピンチャー氏登場。エッシェンバッハ氏の「いやー、こんな難しい曲、どうやって作曲するの?」という脱力系質問に対し「うーん、いろいろ回答方法はあるけど…正直、わかりません」とピンチャー氏。ふたりともドイツ語なまりがかわいい。

後半はお待ちかね第9。合唱隊もかなりの人数で、数えてたら160人以上いました。オケもあわせたら少なく見積もっても200人以上が舞台に。

実は今週、シカゴ響を聴いてきてしまったのであまりの彼らのうまさにナショナルシンフォニーオーケストラの演奏がかすんでしまったのですが(ごめんDC)、やっぱり歌が入ると大迫力でした。ソロの4人もよかった。

そうそう、ケネディセンターの会員権、アップグレードしたのでさっそくラウンジ使ってみました。質素で上品なお部屋でスタバのコーヒー、タゾティーやレモネードに、クッキーなどが出ます。コンサート開始前に行ったらあんまり人がいなかったけど、インターミッション時にはたくさんの人でぎっしり。95%くらい白人でしたー。やっぱりクラシックって白人文化なのかなあ。アメリカだからもっといろんな人が楽しんでるのかと思ってた。

◇プログラムメモ

PINTSCHER - Herodiade - Fragmente

BEETHOVEN - Symphony No.9   

Christoph Eschenbach , conductor
Marisol Montalvo , soprano
Yvonne Naef , mezzo-soprano
Nikolai Schukoff , tenor
John Relyea , bass-baritone
The Choral Arts Society of Washington
Norman Scribner , artistic director

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