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『インセプション』(2010)

日本でももう公開されたようですが、わたしもディカプリオ×渡辺謙の『インセプション』、見てきました~。今回、こちらに来てはじめての映画館です。評判を聞いたらいてもたってもいられなくなり、朝9時半の回を見に行きました。映画館は、レトロな雰囲気だけれどスクリーンは大きいし音響もばっちり。しかも午前中は6ドルだって!やったー。

さて、冒頭はセリフが日本語で英語の字幕つき。と、渡辺謙さん登場です。詳細がちょっとややこしいので途中わからないところ連発でしたが、大筋は単純なので見た目にはわかりやすいです。夢がレイヤ構造になっていて、シンクしているところはヴィジュアル的にとってもうまく表現されていて、感動しました!笑うところじゃないんだけど(基本的に笑うところはない映画です。あ、1箇所だけあるけど)あまりにシンクの描写が上手いので、「ほほう」という感じで周りの人もうけてました。ややこしい話は苦手だ~、という方も、映像を楽しみにいくつもりで見ると、とっても楽しめると思います。ほかにも、CGとはわかっていてもスケールの大きさに圧倒される映像がいっぱい。

『メメント』を撮った監督・作だそうですが、こっちの方が数段楽しめました。『メメント』は怖くてあんまり真剣に画面をみてなかったというせいもありますが。

あとは、見ながらすごく気になったのが、音楽と女優さんの関係。夢を盗もうとする主人公たちが夢から覚めるときのキュートなる曲がエディット・ピアフの『Non, Je Ne Regrette Rien 』なのですが、映画『エディット・ピアフ~愛の賛歌』でエディット・ピアフ役を演じたのが、この映画でディカプリオの妻を演じたマリオン・コティヤールなのです。。『エディット・ピアフ』では、鳥の巣頭ののんだくれおばあちゃんを演じていたマリオンがこの映画では美人妻を演じているわけですが、繰り返し繰り返しエディット・ピアフの音楽が流れるものだから、マリオン・コティヤールとおばあちゃんピアフの姿が重なりすぎて、集中できなかった。監督、これわかってやってるのかな。だとしたら狙いはなに!?

もうひとつの世界に入り込む、という意味では『マトリックス』にも似ていますが、手塚治の『火の鳥・望郷編』を思い出しました。変化自在に自分の姿を変え、人に夢をみさせるスライム状の生物・ムーピー。あの漫画もせつないんだよね。。

と、スパイ美術館について語るつもりが上書きされてしまうほどよかったです、『インセプション』。ハリウッドスターの中にあっても負けていない(いや、むしろある意味主役を食っている)渡辺謙、すばらしいです。

今度は、昨日公開されたアンジェリーナ・ジョリーの『SALT』を見に行きたいな。スパイものらしいですが、最近、アメリカでは28歳のキュートなロシアスパイ、アンナ・チャップマンが捕まったニュースが世間を騒がせたばかりなので、ある意味すごくタイムリー。

あ。肝心のスパイ博物館ですが…。うーん、時間に余裕があれば行ってもいいかな、くらいの感想でしょうか。16時半に行ったのですが、入場制限をしていて、18時に戻ってくるように言われました。夏休みということもあって、ボーイスカウトの集団やら観光客やらでごったがえす中見ました。あ、「Duct walk」という、ダクトの中をほふく前進させるアトラクションはおもしろかった。文字通り、せまーいダクトの中を這って歩くだけですが。あと、ニンジャもいます。

メリーランドの大河書店は、なにか買うつもりではなく、「歴史的瞬間をひとめ見ておこう」というベルリンの壁の崩壊を取材するような気持ちで見に行きました。昨日が閉店日だったのに、すでに「For Lease」の看板が。唯一の日本語書籍店がなくなってしまうと、DCエリアに永住してる人とかは困るのかな。それとも、Amazonとかあるから大丈夫なのかなあ。

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