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2010年4月

アパート探し難航中・・・

こんばんは、日本はゴールデンウィークですね!こっちはアメリカカレンダーなのでいたって普通にすごしております。

外国にはすぐ慣れてしまうほうなので、すっかりワシントニアンになった気でいますが、まだ来てから5日しか経ってないんですねー。このまま慣れてしまって、あんまりブログをアップデートしなくなりそうでコワイです。つねに新鮮!つねに感動!を目指して邁進いたします。

さて、今週中にアパートを決めたかったのですが、これが予想外に難航しています。物件の探し方そのものはシンプルなんです。不動産を通さなくても、各アパートに賃貸オフィスがあるので、目をつけたところにアポなしで飛び込みます。(営業みたい…)

メリーランド州よりもバージニア州のほうが1 Bedroom(=1LDK)の物件が多いということで25軒くらい襲撃したのですが、とにかく空きがない!1ヶ月前に赴任した上司からも「1 bedは空きがないよ」と言われていたのですが、ここまでとは…

ラッキーなことに、とっても気に入った物件が見つかったのですが(あまりに気に入って3日連続で見にいってしまった)、入居できるのは一番早くて6月中旬。今のホテルにはあと1週間しかいられないので、5月上旬から6月中旬までいられる仮住まいを探さないといけません。

そして、この仮住まい探しもさらに難航。Tomoくんに教えてもらったアパート検索サイト(http://www.apartments.com)で、さらに25軒ほど問い合わせをするも、1ヶ月単位で貸してくれるといったのはたった3軒。ミニマム2ヶ月が条件、というところがほとんどでした。3軒のうち2軒はアパート評価サイト(http://www.apartmentratings.com)でぼろぼろの評価だったので、残りの1軒に望みを託し、明日、物件を見に行ってくるところです。

会社からは少し遠いし、バスも使わないといけないけど、日本での通勤よりはずっと楽だし、水とか電気とか込みでお得な感じだし、ポトマックリバー沿いで景色が素晴らしいそうです。ということで明日に期待

というわけで、本命のアパートに移れるのは6月中旬になりそうです。遊びに来てくれるときは7月以降でお願いします。。6月に来ると、前任の上司からいただいたエアーベッドと、本500冊しかないがらーんとした部屋を目の当たりにすることになります(…笑えない…)

メトロに乗って

今日は記念すべき初出社の日!でした。

ホテルが地下鉄のオレンジライン沿いなので、どんなに可愛らしいオレンジ色の電車が来るんだろう、とわくわくしてたら。茶色いです、車両!白地にくっきりはっきり茶色いペイント。これじゃあブラウンラインじゃん。。あとで見たら、他の路線(ブルーライン、レッドライン)なども白地に茶色でした。

おまけに、わかっていたけど、地下鉄が暗い。なんでこんなに暗いの?エコなの?暗すぎて、どっちのホームがどっち行きなのかわからない。近眼にはつらいです。全体に照明暗めでしかも下方アングルからのライティング、日本で言う「白線」は真っ赤な丸いランプが転々と。70年~80年代のSF映画チックです。『ブレードランナー』です。

どうせ暗いなら、モスクワの地下鉄ぐらいにアーティスティックにしてくれたらいいのに。

と、ここで昔モスクワに行ったときの写真を公開します☆

●いざというときは防空壕になるため、地下鉄はあくまでも深く!

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●みてくださいこの美しいライティング。うっかり宮殿と間違えそう。

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●駅によってはアバンギャルドなデザインだったり・・・

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●もはや彫刻美術館。(これでも地下鉄のホームです)

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いかがですか!?

ほんとうは、ワシントンメトロの写真を撮ってアップしたいのですが、新品カメラ(Canon S90)をうっかり船便で送ってしまい、手元にないのです。。会社のiPhoneは、パケホー相当の契約になってるかどうか知らないので送るわけにもいかないし。そもそも業務外だし。

というわけで、こちらの写真のアップはしばしお待ちください。

そうだ、地下鉄ネタでもうひとつ。

今朝、マグネティックストライプ式の地下鉄のチケットを20ドル分買ったのですが、夕方にこわれました。改札を何回通そうとしても引っかかるので駅員さんに聞いたら、「ケータイとかに近づけなかった?」と。なんでも、ケータイなどと一緒に保管しておくと、データが消えてしまうそうです。「リファンドはここではできないから、明日メトロセンター駅(いくつものラインが集約されるDCの中心の駅)に行ってね」だって・・・。えー。どんだけ脆弱なシステムなんですか。。Suicaみたいなカードのほうがトラブルが少ないとは『歩き方』に書いてあったけど、まさかメトロ使用初日でこんなめにあうとは。

でも、全般的な印象は、メトロ大好き!になりそうです。すいてるし、すぐ来るし、ホームの電光掲示板が日本みたいに「何時何分発」ではなくて、「あと何分で来ます」となっていて、わかりやすい。チケットの絵柄が2匹のパンダちゃんが笹の葉を食べている柄でかわいい!なんでかなと思ったら、ワシントンズーはパンダがいて、それが自慢らしいです。外国で動物園に行くのが大好きなわたくし、今週末はさっそくズーかな・・・

今日はオフィスで挨拶をして、午後は家探しをしていたのですがこれが大変!物件はもちろん、まわりの雰囲気もキーポイントなので、何駅も歩いてみてまわりました。

いい!と思った物件が、帰ってきてネットでレビューを見てみるとあんまりよくかかれていなかったり。今まで(こちらはまもなく午前1時です)、明日・あさってに向けて見たい物件をサーチしていました。家探しのお話は、また今度☆

◇今日覚えた英語メモ

・Kiss & Ride 駅近くの標識。車で送ってもらって、地下鉄に乗る場所。 

・Park & Ride 上と同じく。ただし、自分で運転してきて車を止めて、地下鉄に乗る場所。

・floor plan 間取り図。「room layout」でも通じたけど、先方はみんな「floor plan」って言ってた。

うーん、どれもさりげないけど生きた英語、勉強になりますねえ

Who's afraid of Virginia Woolf?

渡米1日目のつづきです。

夕方、おなかがすいたので、外に買出しに行くことにしました。さっきのパキスタン人のタクシーのおじさんご推薦の韓国食材店「Super H Mart」へ。ここは、沖縄によくあるタイプの(といってもわかりづらいかな)、コの字型にお店が並んでいて、真ん中が駐車場になっている、というつくり。1ドルショップや、有楽町にあったけどいつのまにかなくなってたQuiznos、シリア・ヨルダンで毎日食べてたシュワルマ(ドネルケバブみたいの)なんかにも心惹かれましたが、やっぱりここは今夜の食材確保!ということで一目散に「H Mart」へ。

韓国食材店、と聞いていましたが、お店に入ってまず目に飛び込んできたのは「ナッパ・キャベッジ」の安売り公告。「菜っ葉キャベツ」って・・・。今のホテルにキッチンがあったらちょっと食べてみたいですが、2週間はホテル暮らしの身のため断念。おじさんが言っていたとおり、安くて新鮮なアジア食材が手に入ります。巨大なナス、もやし、ベビーコーン、ベトナム春巻きの皮、かつおぶしや伊藤園の「おーいお茶」まであります。そうそう、日本のカレールーもありました。「こくまろ」とか「バーモント」とか。そして、韓国のお店だけあってキムチコーナーと海苔コーナーは堂々の充実っぷり。海苔だけで陳列棚1列端から端まで使ってるし。そして、あ!コーク!2リットルが1.49ドルで売ってる。。ということで、さっきのペプシはホテル価格だということがわかったのでした。

結局買ったものは、イタリア産ブラッドオレンジ、ダイエットコーク、100%小麦パン、フィラデルフィアクリームチーズ(ホイップしたもの。オニオン入り)、サルサ(中辛)、ドリトス、トロピカーナ、緊急時のための札幌一番カップスター、Tide(洗剤)、そして、韓国だけにマッコリ(らしきもの)。缶に入っていてKorean Rice Wineと書いてあるからたぶんそうでしょう

と、うきうきしながらレジにいったら若い韓国系のお姉さんに韓国語でなにか言われた。「?」となっていると「ID拝見します。これお酒だから」。って、えーーー!?

渡米前、(もちろん冗談で)「アメリカでは子どもに見られるかもしれないから気をつけてね」とは言われたけど、確かに、欧米人はアジア人の年齢わからないみたいだけど、アジア人同士だったら大人かどうかわかるでしょうに。それとも、このお姉さん、生粋のアメリカ生まれで「アジア人同士の感覚」を忘れてるとか。

まあ、パスポートを提示してお酒は買えましたが、お店を見るのに夢中になっていて、日はとっぷりくれております。さみしくなってきたのと、バージニアにいるので、「Who's afraid of Virginia Woolf」を歌いながら帰りました。

これ、「バージニア州にいるオオカミ」の歌っぽいですが、イギリスの作家の名前を使った、戯曲の名前だそうです(そもそも「Woolf」であって「wolf」ではない)。といいますか、この戯曲、留学時代に見ました、大学で。リベラルアーツといって、特に専攻を決めずにいろんな学科を取れる仕組みで、アート系にも力を入れている学校だったので、1ドルシネマとか、1ドル演劇とか、よく見ました。なつかしいな。

DCには、東京でも少なくなってきている名画座系の映画館もまだ残っているそうです。楽しみ!DCのサブカルチャー、少しずつ発見していけたらと思います

ワシントンDC、到着!

4月26日、なんとお誕生日フライト、ということで、ワシントンDCにやってきました。

結局、手荷物として持ってきた本は500冊弱。スーツケース大×2、キャリーバッグ×1、ボストンバッグ×1、ショルダーバッグ×1、ダンボール箱×2、小型カート1、という、ちょっとした家族並みのボリュームです。成田でよく、巨大なダンボールをカートに乗せてる外国人を見て、どういう人なんだろう?と思ってたけど、いまわかりました。私のような人ですね。

成田の税関では、生まれてはじめてゲートに呼び出され、預けた荷物をあけられました。たぶん、渡航暦は100回を超えてると思うのですが、なぜ引っかかったかというと…。ノートPCのリチウムバッテリーパックを単独でスーツケースに入れていたからでした。バッテリー単独で預けるのは禁止されてるそうです。「PCにバッテリーをつけて預けるか、機内持ち込みにすればOK」とのことでしたが、会社のPCなので預けて壊れたらやだなあと思い、機内持ち込みに。Let's note3台が入ったボストンバッグがさらに肩に食い込む…。助けてー。

さて、東京→ワシントンDCは直行便。機内では映画も見ずにひたすら本を読んでました。あまりの荷物の重さに辟易して、少しでも総重量を減らしたかったからです。って、なんか矛盾してる気がする。

12時間のフライトの割に時差ボケにもあまりかからず、ダレス空港へ到着。小雨でグルーミーな雰囲気です。入社以来、東南アジアの仕事ばかりしていて、到着したときのあの明るい感じ(某ハノイは除く)を期待していたのですが、さすがワシントン、地味です。人がいない。本当に首都なのか。うーん、アメリカってこんなんだったっけ。

今回おもしろかったのは、飛行機からターミナルへの移動。降機した旅客は、エレベーターを待つような場所に連れて行かれます。目の前に白いドアが2つ。しばし待つと、その両方のドアがさーっと開いて、入るように促されます。明らかに乗り物なのですが、バスなのか電車なのかわからない。普通、バスや電車は側面から乗り込みますが、これは車体の真正面から乗り込む仕組み。乗客が全員入ったところでエレベータ風のドアが閉まり、車体全体が1階分くらい上にあがります。「?」と思ってると、動き出しました。レールの上を走っている感じはないので、バスみたいです。しかし、運転手はどこにいるの?無人?or1階?と思っているうちにターミナル到着。

イミグレも税関もほぼスルー。税関では「このダンボールなに?」と聞かれましたが「本でーす。」といったら通してくれました。ほんとうは、日本から持ってきた薬(昨年、首を痛めたなごりで服薬中)で引っかかったらどうしよう、と思ってたのです。よかった。

大荷物をタクシーに入れて、一路バージニア州へ。え!ワシントンDCじゃないの!?と思う人もいると思いますが、ワシントンDCのホテル、300ドル、400ドルは当たり前!の世界で、会社の規定内で泊まれるところを見つけられなかったからです・・・。でも、DCって「霞ヶ関+永田町」、のようなものでものすごく小さいので、駐在員も北側のメリーランド州か南側のバージニア州に住むことが多いそうです。パキスタン人のフレンドリーな運転手さんといろいろお話してたらすぐ着きました。しかし、「時代はブラックベリーからiPhoneになってるよ」という話にはがっかり。会社のケータイがiPhoneなのですが、プライベートはブラックベリーにしようと思ってたんです。タイプしやすそうだから。スクリーンタッチでメール書ける自信ないよー・・・

ホテルはマリオット系で、正規料金で350ドル/泊も取るのに、びっくりするくらいさっぱり。ベルボーイもいない。大量の荷物を目前に「・・・わたしはどうしたらいいのでしょう」というと、フロントのお姉さんは「そこのカート使っていいわよ」。・・・はい、自らベルガールをやらせていただきました。生まれて初めてです。カートをあっちこっちにぶつけながらじぶんの部屋に到着。あー、アジアのホテルがなつかしい!

のどが渇いたので飲み物コーナーにいったら、590ml入りペプシが2ドル。うーん、こんなに高かったっけ。。アメリカは留学後も数回行きましたが、物価感覚が留学時代のものなので、すごく違和感。コークといえば1本50セント、クオーター2枚入れると出てくるものでしょう!と思っていたのですが、あれからずいぶん経ってるし、この価格、ほんとうに物価が上昇したのか、ホテルならではのプレミアム価格なのかわからない・・・。

そして、同日、それは後者であることが判明したのでした。

(つづく)

大量に日本語の本を買ってみる(その後)

その後も、仕事に関係ない本はどんどん積み上がり、122kgの輸送キャパをもってしてももはや1回では全部送り切れない状況になってきております。。しかし、いったん乗ったいきおいはなかなかとどまらず、400冊を突破しました。500冊いったら、さすがにやめよう。

そもそも、なぜ本をたくさん買おうと思ったかといいますと、もちろんアメリカで日本語がさみしくなるだろう、という予測もあるのですが(留学時代もそうでした)、直接的な原因は、新潮文庫のカバーについているマークを集めて送るともらえる「Yonda! Club」のパンダちゃん時計に一目ぼれしてしまったからなのでした。

パンダちゃん時計は50コマークを集めて応募すると、必ずもらえるステキな景品。しかし、時計をゲットできる状態になった後は、その周辺に描かれているマグカップやエコカップ、リラクシングCDやピンバッヂまでほしくなってきてしまったんですね・・・。それで、まずは新潮文庫を買いあさり、その流れでほかの文庫も買いあさり、たまに我に返って仕事関係の本を買い・・・。本屋さん開けそうです。でも、在庫は圧縮する主義なので、日本にいるうちに読んだものは積極的にお友達にあげるつもりです。むこうに持っていったのは、おうちにならべてakubin・ライブラリーを開こうかな。

というわけで、今週も、新潮文庫びいきです。

【008】『娘と話す地球環境問題ってなに?』 ★★★☆☆

なぜ温暖化しているのにワシントンDCで大雪が降るのかがわかった

【009】『ニュースの読み方使い方』 ★★★★★

インタビューの姿勢、情報収集の仕方等今後の仕事に直で参考になります。保存版。

【010】『窓際OL 人事考課でガケっぷち』 ★★★★☆

リーマンとしてうなづけるところ多し。めげずにがんばっている由香さん偉い。

【011】『かわいい。』 ★★★☆☆

ぐっときたのは表紙のオコジョとカヤネズミ、それと若干ひいきでゴールデンハムスター。(昔飼ってたので)

【012】『礼儀作法入門』 ★★★☆☆

間違えて2冊買ってました。しかも、昔読んだ気がします。よっぽど礼儀作法に自信がないのだと思います。

【013】『ああ、腹立つ』 ★★★☆☆

64人の作家等によるエッセイ。著者名をみないようにして、誰のが好きか読んでみたら、森達也さんのでした。納得。

【014】『女子中学生の小さな大発見』 ★★☆☆☆

わたしはもう少女の心を忘れてしまったようです。

【015】『ツレがうつになりまして』 ★★★★☆

あれ、ドラマにまでなったのにもう廃刊なんでしょうか。ツレ氏のまじめさがせつない。

米国ビザ面接体験記(後編)

【2F 面接】
書類チェック会場よりさらにがらがら。ブースは3つ、私の前に並んでいる人は2名ほど。断られた風の人(英語で何かまくしたてられており、申請者はだまって帰って行きました)あり、日本語で面接している人あり。
  
わたしは、若いブラックの男性面接官。
はじめに日本語で、指紋を取るように指示。4本ず左右)→親指(左右)。
右の親指がさかむけしていたためつけていたバンドエイドを外すと、新しいバンドエイドをくれる(!)

以下、質問は英語。

- ○○社は何をする会社か?
- 米国では何年ほど働く予定か?
- 部下を監督するポジションになるのか?米国で部下はつく予定か?
- 現在の部下の数は?                                                                                                                                                                                                   - 米国の肩書を見ると、昇進のように見えるが?   

→「いえ、日本での肩書は同じです」というと、「それはアメリカでは『More responsibility, same salary』というんだよ!」と笑われました…。(アメリカンジョーク?)
   
と、場が和んだところで書類に何かハンコを押しながら、「1週間以内にビザを送ります」と言われて終了。

面接時間は指紋採取も含めて5分ほどでした。領事館の建物を出て、時計を見ると8:50でした。
   
 
うわさに伺っていた「大阪はすいていて、面接もゆるめ」というのは本当だなと実感しました。(東京は3,4時間待ちのこともあるとか。)事情が許せば、大阪での面接も、おすすめです

米国ビザ面接体験記(前編)

3月のおわりに無事就労ビザ(E2:投資家ビザ)取得できたのですが、今後米国ビザ取得される方々のお役に立てば、ということで、面接状況レポートします☆
(911以降、セキュリティが厳しくなっていて、ビザ申請者は全員米国大使館/領事館での面接が必要です)

場所:米国領事館(大阪)予約時間: 8:30am

【建物に入る前】
8:20ごろ領事館到着。すでに10人ほど並んでいる。建物に入る前に、持ち込み不可の物品(携帯、カメラ、iPod、はさみ等)について説明を受ける。傘を預ける。
10人ぐらいずつグループで建物入場。持ち込み不可物品を預け、セキュリティチェックを受ける。(空港の手荷物検査のイメージ)
 
【3F 書類検査】
日本人による書類チェック。Eビザ用レーンと学生用レーンに分かれている。ブースは4つ。並んでいたのはほとんど学生ビザ申請者で、Eビザ用レーンで自分より前に並んでいたのは3名ほどだったため、すぐ自分の順番が来る。

書類チェックは思っていたより細かく、Q&Aも多く驚く。(これが面接で、日本人面接官にあたったのかと勘違いしたほどです)

質問内容

- 現在の仕事は?米国では何をしますか?
- 勤続○年間とありますが正しいですか?
- 学部が文系なのにこの会社にはいった理由は?
- (パスポートを増補していたので)渡航歴が多いですが、仕事ですか?
(→幸い、シリアへの渡航歴については何も言われませんでした!)
- なぜ大阪で面接を受けているのですか?
  

提出した書類のいくつかと、担当官が記入した小さい紙が入った紙が入ったクリアファイルを渡されて、2Fで面接を受けるように言われる。
(小さい紙には、「Eビザが発行可能な企業であるか」、「Specialistであるかマネジャであるか」、年収、などが書かれていました。今から思えば、この小さい紙に書かれた項目について主に聞かれました)

(後編につづく)

日本語の本を大量に買ってみる

赴任を4月下旬に控え、着々と準備を進めています。

米国ビザもとれたし(東京勤務なのになぜか大阪で受けた領事館インタビューの模様はまた今度)、引っ越し荷物の船便も出したし(半年前に引っ越ししたばっかりなのに)、壮行会もいっぱいしていただいているし、あとは、かの地での仕事の予習!

・・・と思って本屋さんで仕事関係の本を探していたら、まったく関係ない趣味の本やら小説に手がのびてしまい、さらに、きっとむこういったら日本語なくてさみしくなるんだろうなあ、小説とかだったら古本でいいよね、という思いも高まり、ブックオフにも手を出し、気づいたら、ざっと350冊くらい買ってしまってました。・・・。えーと、過半数が仕事と関係ない本ですね。。いつ読むんですかね。というか、いつ仕事するんですかね。。

かさばらないようにと文庫本を多めにしたのですが、意外とこれがずっしり重い!船便出す前だったらいくらでも送れたのですが、わたしに許された残りのキャパは、①エアー便30kg分と、自分が渡米する時の②手荷物92kg(注:片道チケット(=ほぼノーマル運賃)なので、手荷物許容量が多いんです)の合計122kg。しかし、これらすべてを本に充てるわけにもいかないし。書籍向けの特別な船便で出すとお安く出せる制度もあるけど、取り扱ってる日本郵便さん、極端に少ないので、そこまで持っていくのが大変そう。

さらに、こんなに買ったのにも関わらず、今のうちに買っておかなきゃ!という気分になってきていて、さらに買い足しを検討している有様。先輩には「ニューヨークにもブックオフあるから、向こうで買えるよ!」と言われたけど、そんなに頻繁にニューヨークいくかなぁ~。飛行機のシャトル便だとすごく近いらしいですが、ニューヨーク⇔ワシントン、なんて一番テロでやられそうな区間じゃないですか。そんなリスクの高いシャトル便、しょっちゅう乗りたくない

仕事では、数か月ごとに日本への出張があるみたいなのですが、そのときに新刊チェックはともかく、古本屋さんまわってる暇はなさそうなので(と、自分を説得して)、今週中に、またブックオフの大型店舗にいって、赴任期間中、たっぷり楽しめそうな日本語の本をいっぱい買ってこようと思います。調子に乗って買いすぎたら、そのまま東京中央郵便局へいって、件の「お安い書籍用船便」で送りたいと思います。

今日の日記は、なんだか自分の行為を自分に納得させるために書いてるみたいだな。これから読む数年分の本を買ってるんだから、これでいいんだ!たぶん。

せっかくなので、読んだ本も記録していきたいと思います。番号付けて。

感想とかは別にノートやPCで取っているので、ここには、なにを読んだかだけつけていこうと思います。(もちろん、目下、仕事の本は1冊も読んでいません・・・)

[2010/4/17追記]

まったくレビューを書かないのもなあ、と思い直して、★と一言レビューは書くことにしました。

【001】  『悪人正機』 吉本隆明  ★★★☆☆ 

対談もいいけど、吉本さんご本人の著作のほうがおもしろいかな。

【002】 『からくり民主主義』 高橋秀実 ★★★☆☆

統一教会、オウム、樹海の近くにすむ人々の話など。沖縄の章で書いてあることがけっこうあたっているので、ほかの章の信憑性も高そう。

【003】 『脳は若返る』 久恒辰博  ★★★☆☆

『海馬』みたいな本でした。・・・って、こちらの方が専門家ですよね。

【004】 『四国はどこまで入れ換え可能か』 佐藤雅彦 ★★☆☆☆

ポリンキーの宣伝やピタゴラスイッチ。あんなに好きだったのに。。佐藤さん!

【005】 『おやじ時評』 しりあがり寿 ★★★☆☆

しりあがりさんの魅力は水墨画っぽいタッチにあると確信。

【006】 『ナチュラル・メディスン』 アンドルー・ワイル ★★★★★

体調を崩した時にお世話になり、再読。アメリカにも持っていきます。

【007】 『安保徹の免疫力を高める食べ方』 安保徹 ★★★☆☆

ワイル博士から入って安保さんへ。基本は自炊!ですね。

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